キアリ奇形で手術しました①(前置き)

この記事の趣旨 

2019年12月4日から18日まで、「キアリ奇形」の手術のため、都内の大学病院へ入院していました。

人生初の全身麻酔による手術・長期の入院ということもあり、私にとっては特別な経験だったため、できるだけ詳しく記録に残しておきたくてこの記事を書きました。

また、この疾患はけっこう珍しいそうなので、同じ疾患・症状を抱えた人へのなんらかの情報提供になればいいなと思います。

(私も他の人の体験談とか知りたくて調べてはみたのですが、あまり見つからなかったので……。)

 

キアリ奇形とは

アーノルド・キアリ奇形 (Arnold-Chiari malformation) とは奇形の一種で、後頭部にある小脳脳幹の一部が、頭蓋骨から脊椎に落ち込んだ状態になる。キアリ奇形とも。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

おそらく単語を聞いただけでは聞き取れない・意味が分からない病名ですね。

どんな病気なのか、口頭で説明されてもピンとこない人が多いと思います。

ただ、ネットには色々な病院や研究機関の文献や画像が上がっているので、詳しく知りたい方はGoogle検索すればヒットします。

(いきなり脳の写真が出てきたりするのでそういうのが苦手な方は注意してください!)

 

キアリ奇形は症状によりいくつかの型があったり、合併症を併発している場合が多いですが、私は検査の結果、「Ⅰ型で合併症の併発は無い」と診断されました。

 そもそもなぜキアリ奇形だとわかったのか……?については話が長くなるので別のトピックを設けて書くつもりです。ここでは割愛します。

 

どんな手術をしたのか